3日目は朝からあいにくのお天気でした。今まで自分は「晴れ女(男)だ」と思っていた私と旦那は、サンフランシスコに続く悪天候に、お互い「旦那(嫁)のせいだなぁ」と心の中でつぶやきながらのスタートとなりました。
☆3日目(9/16)☆
09:15 ホテル出発
10:00 ヨーロッパバスにてローテンブルクへ
(途中 ヴァイカースイスハイムでお城の見学)
11:50 ローテンブルク着
13:10 Eisenhutにチェックイン
14:00 市内観光ツアー参加
16:00 休憩
20:00 夜警ツアー参加
下の写真はヴュルツブルクのホテルの写真です。朝食を取ったレストランの窓からは、マリエンベルク要塞が見えます。晴れていればテラスで朝食も取れたのでしょうが、お天気にはかないません(涙)。 この日は早めにホテルを出発し、ヨーロッパバスに乗るため、タクシーで中央駅へと向かいました。
ヨーロッパバスは、Deutsche Touring社の運行する定期バスで、ロマンチック街道や古城街道などをまわるコースが設定されています。中でもロマンチック街道をめぐるバスは、フランクフルト⇔ミュンヘンの双方向で1日1本運行され、ヴュルツブルクやローテンブルク、フュッセンなどの人気都市のほかに、鉄道では行きにくい小さな町にも停車するため、多くの旅行者に利用されています。
1日で走破してしまうと、ゆっくり町を見ることはできませんが、私たちのように何泊かしながら移動する旅行者にはぴったりです。ドイツらしい正確さで10:00直前にやってきたバスに乗り込み、この日はローテンブルクまで移動しました。
☆ヴュルツブルクのバス停は、中央駅のバスロータリーをこえた先のBismarck strにあります。
きっちり定刻どおり出発したバスは、牧草や畑の中を走り、10:40、ヴァイカースハイムのマルクト広場に到着しました。町に着く直前には、英語とドイツ語、それに日本語のアナウンスがあり、簡単にそれぞれの町の見所や歴史などを説明してくれました。
左の写真はバスの到着したマルクト広場です。教会の前にバスは止まり、ここから手前のほうに歩けば、ヴァンカースハイム城の入り口があります。
ガイドブックには「滞在時間は15分、庭園だけならバスの停車中に見学も可能」とありましたが、実際には20分の休憩時間があり、希望者はバスを降りたところで待機しているガイドさんに従って、広場のすぐ先にあるヴァンカースハイム城を見学することができました。
ヴァンカースハイム城はホーエンローエ家(Hohenlohe)の居城として、12世紀から利用されました。当初は他の城が建っていたようですが、16世紀末の改築により古い城を壊し、現在のルネッサンス様式の城を造ったそうです。その後18世紀になるとLudwig Carlが庭園をバロック様式に改造しますが、1756年にLudwig Carlが亡くなるとともにホーエンローエ家は途絶え、その後殆ど姿を変えずに現在まで保存されているそうです。
20分の停車時間に合わせた見学ツアーなので、私たちが見学したのは下の写真の騎士の間(Rittersaal)と庭園だけでしたが、全長40mもあるという騎士の間は圧巻でした。お庭は奥まで行く時間がなかったのが残念です…。それにしても、この見学ツアーの費用100円くらいって、安すぎませんか??