m's New York cafe
nycafe.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
秋のOld Westbury Garden
秋のOld Westbury Garden_c0061496_10113998.jpg日曜日は、前から行ってみたかったOld Westbury Gardenへ出かけてきました。

ここはJohn Phipps (1874-1958)と妻のMargarita(1876-1957)によって1904年に造られたチャールズ2世様式の邸宅(夏の館??)&庭園で、160エイカーもの敷地には、Westbury Houseをはじめ、庭園や池、並木道が配置され、中でも英国式庭園はアメリカでは最初のものだとも言われるそうです。

下は簡単な園内の地図ですが、これでも敷地の2/3から半分ほどだそうです…。
いったいどのくらい広いのか…。まったくもって想像できません。秋のOld Westbury Garden_c0061496_11514585.jpg
ちなみに地図上の左にある四角い建物がWestbury Houseで、このページの1番上の写真は、地図上の1の場所から撮影しました。地図でもわかるとおり、ここからは長い長い並木道が続いています。

秋のOld Westbury Garden_c0061496_1230499.jpg一方こちらはWestbury Houseの玄関です。このページの一番上の写真からみると、ちょうど反対側になります。

左下の写真のように玄関の上の部分、ちょうど2階の階段ホールから張り出す形でテラスが設けられています。テラスの外に出ることはできませんでしたが、テラスの手前からは、下の写真のようにはるか先まで広がる緑の芝生と、雄大な景色を楽しむことができました。

秋のOld Westbury Garden_c0061496_12235420.jpg秋のOld Westbury Garden_c0061496_1012958.jpg

秋のOld Westbury Garden_c0061496_10123095.jpg秋のOld Westbury Garden_c0061496_12543944.jpg












館内は撮影禁止だったため、撮ってしまった2枚だけ…。2階の主寝室(右)とそのお隣のバスルーム(左)です。主寝室には1750年代に製作されたマホガニーの天蓋つきのベッドが置かれ、壁には4人の子供たちの写真が飾られいていました。バスルームは緑に統一され、大きな窓からはきっと外の景色がよく見えたでしょうね…。

なお、館内には高価な家具が置かれ装飾も見事でしたが、1階のDining Roomは特に圧巻でした。父のHenry Phippsがマンハッタンのタウンハウス用に造らせたものを1927年に移築したそうで、暖炉の上の装飾は17世紀の有名な木彫職人の手によるそうです。2階のBlue Guest RoomやChinese Chippendale Roomも、手描きの壁紙が張られていてとても素敵でした。

残念ながら今年は見ることができませんでしたが、ここはOld Westbury gardenと呼ばれるだけあって、4月のチューリップやデイジーをはじめとし、6月のバラ、7月の花菖蒲やスイレン、10月の菊と紅葉まで、四季折々の花や景色を楽しむことがでる場所としても有名です。さすがに今日はわずかにバラが咲いてるくらいで、庭園の花はほとんど枯れていましたが、それでも最後の紅葉を楽しむことができました。

なお、4/16~10/31までは水曜日以外毎日開園していたようですが、11月は6、13、20日の3日のみ一般開放されるそうです。ただし12月はクリスマスのデコレーションが施され、点火式の行われる3日をかわきりに、4、9-11、16-18と一般開放され、そのほかTea Partyなどのイベントも開催されるようです。詳細はこちらで確認してください。クリスマスのWestbury House、是非遊びに行ってみたいものです。

秋のOld Westbury Garden_c0061496_10131333.jpg秋のOld Westbury Garden_c0061496_10132477.jpg

秋のOld Westbury Garden_c0061496_10133369.jpg秋のOld Westbury Garden_c0061496_10134444.jpg
by ny-cafe | 2005-11-14 10:10 | I love Long Island