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Speach
今日は英語でスピーチをしてきました。実は8月末から、近くの Lehigh Carbon Community Collegeに通っています。カレッジといってももちろん英語で難しい授業を受けられるはずもなく、私はESLのSpeakingのクラスを取っています。授業数は1回80分x週2回x14週=28回で、テキストを使った授業のほか、3本のスピーチとテストが1本予定されています(中間テストが急遽なくなった)。今回は2本目のスピーチで、「自分の国について10-15分程度で紹介する(視覚に訴えるのも可)」というお題だったので、私は「ライフスタイルと文化」というどうにでも転がる大雑把なテーマにし、衣食住について話してきました。

実はこのテーマ、今年の1月に小学生の前で日本紹介をしたときとほとんど同じです。でも今回は対象がオトナなので、内容を少し掘り下げ、原稿もほぼ全面的に書き直ししました。最初はひどい文章でしたが、授業以外に1回30分~1時間の個人レッスンを、週2回ほど無料でお願いできるので、きっちり手直ししてもらい、あとはPower Pointでスライドを作り、必死に英文を暗記して本番に臨みました。

残念ながら前日、前々日と懸命に覚えた英文は、クラスメイトの前に立った瞬間に半分くらい吹き飛び、声も手も震え出す始末…。結局ところどころカンペを見ながらのいっぱいいっぱいなスピーチとなりましたが、みんな必死で聞き取ろうとしてくれたのがありがたかったです。

幸い11人のクラスメイトのうち半分以上が若い女の子(こう書く自分が悲しい…涙)だったこともあり、着物についてはかなり反応があって面白かったです。今回は結婚式の時に写真室で撮った黒引きの大きな写真を最後に見せ、「私は着物が好きなので、これを着たときは本当に嬉しかったけど、この日が振袖を着る最後の日になってしまった。来年は身内の結婚式に出席するけど、今度は袖の短い留袖を着なくちゃいけない…悲」というような話をし、あわせて振袖と留袖の違いを簡単にまとめたプリントを配りましたが、私自身、今まで留袖と訪問着の違いや、結婚後に留袖を着る理由を考えたことがなかったので、日本文化を知る意味でも良い機会になりました。

まぁ、スピーチの結果はちょっと怖くて聞きたくない気もしますが、帰り際、普段あまりしゃべったことのない子から、「着物って良いわね」とか「日本て興味深い国ね」言われたのが嬉しかったです。相変わらず亀のペースで進歩中(だと思いたい)の私の英語力ですが、なんとか単位をもらえるように頑張ろうと思います。


ちなみに今回持って行った結婚式の写真、旦那とツーショットで撮った黒引きの写真以外に、挙式前に双方の両親と撮影したウェディングドレスの写真と、お庭で撮影した親族集合写真があります。久々に写真をじっくり見ましたが、披露宴に出席した50名以上の親族が階段状に並んで写ってる集合写真で、口をあけているのは私ひとりだけでした。

…。
当時1歳4ヶ月の甥っ子ですら、ちゃんと口を閉じてるのに…。


免許書もパスポートも写真はにっこり♪のアメリカでは何の問題もありませんが、さすがにね…。来年は間違いなく親族写真の前列必須なので、時々口を閉じる練習をしようと思います。
by ny-cafe | 2006-11-10 15:01 | 日々の出来事(in USA)