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マンハッタン散策(ミッドタウン編)
マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13153225.jpg昨日に引き続き、先週旦那ママと友人夫妻と出かけたマンハッタン散策について書こうと思います。あまりに有名な観光スポットだらけなので、いまさら私が書く必要もないのですが書いちゃいます。旅行する際の時間の目安にでもなれば幸いです。大まかなスケジュールは下記の通りです。

11:00 ペン・ステーション到着
11:30 タイムズ・スクエアで記念撮影
12:00 ダコタ・アパートで記念撮影
12:15 セントラル・パークでお散歩
13:00 5番街を物色??
13:15 セント・パトリック教会でお祈り
13:45 ロック・フェラー・センター見学
14:00 グランド・セントラルでランチ
15:00 クライスラー・ビル見学
15:30 ニューヨーク公立図書館見学
16;00 エンパイア・ステート・ビル見学
17:00 LIRRでロングアイランドへ


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_1316406.jpgまずはタイムズ・スクエアから。古くはロング・エーカーズ・スクエアと呼ばれていたそうですが、ニューヨーク・タイムズ社がここに移転してから、現在の名前で親しまれるようになったそうです。テレビのない時代から広告看板や劇場の看板が掲げられにぎわっていましたが、1960年代頃からR指定の作品を上映する映画館が増え、70年代はポルノ映画と麻薬の売人、娼婦の街と化したそうです。幸い80年代になり、ここに引越しする企業の法人税を引き下げたり、ひとつの映画館で上映されるR指定の映画を40%以下にしなければならないという法律が定められ、現在のように再生したそうです。いまやNY観光のメッカとも言えるタイムズ・スクエアに、そんな変遷の歴史があったのですね…。ちなみに大晦日のカウントダウンは、ニューヨーク・タイムズ社が移転の際に大きな花火をあげたのに由来するとか、新年の祝賀行事を社屋の屋上で派手に祝ったのが恒例化されたという説があるようです。


下の写真、一番左は今年の元旦に旦那と遊びに行ったときのものです。カウントダウンの紙吹雪がどこからともなく舞ってきて、とてもきれいでした。隣の2枚は休日の風物詩?ちなみに白いブリーフの男性の横にいるのは、通りすがりの日本人女性です。私ではありません。念のため…。

マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13161931.jpgマンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_1316691.jpgマンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13164821.jpg


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_1315949.jpgマンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13151948.jpg写真は右がジョン・レノンが住んでいたダコタ・アパートとジョン・レノンのイラスト入りバス、右はセントラル・パーク内、シープメドウからのアッパーウエストの眺めです。美しい芝生の緑と高層ビルの景色が印象的、まさに大都会のオアシスですね・・・。


セントラルパークを散策した後は、5番街を散歩しながら、セント・パトリック教会、ロックフェラー・センターを経由して、グランド・セントラル駅へ向かいました。このページの1番上の写真が、駅構内での1枚です。天井には12星座図が描かれているそうですが、設計者が間違えてしまったため、逆方向に描かれているそうです。今度ゆっくり見てみようと思います。

なおグランド・セントラルはNYのボザール様式の代表的な建物のひとつで、1998年に修復工事が行われたばかりなのでとてもきれいです。ボザール様式とは、パリの美術学校、エコール・デ・ボザールに留学した建築家が持ち帰った建築スタイルで、1880年頃から盛んに建てられるようになったようです。円柱や彫刻が施されたギリシャ神殿風の優雅なスタイルで、メトロポリタン美術館はボザール様式の最高傑作なのだそうです。

そうそう、グランド・セントラルといえば地下のオイスター・バーも有名ですね。我が家は旦那がひどい牡蠣アレルギーなので、きっとふたりで行くことはないでしょうね。エキスにも反応してしまうほど重症なので、旦那がいない時にこっそり食べに行こうと思います♪んんん、結局食い気か??

それから5番街からグランド・セントラルへ歩いて行く際は、Park ave.とE.46 st.の交差するあたりにある、ヘルムスリー・ビルも一見の価値ありです。Park ave.を通ってダウンタウン方向へ向かう車は、このビルの1階部分(?)を通り、グラン・ドセントラルの2階部分(?)を通過していきます。もちろん逆方向も同じです。実際に車で走ったら、きっと怖いだろうなぁ…なんて思いながらいつも眺めています。


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13144684.jpg右の写真は、クライスラー・ビルです。200フィート(約61m)もあるステンレス製の尖塔部分が印象的なこのビルは、かつてクライスラー本社が入っていました。直線と曲線を組み合わせた幾何学模様が特徴のアール・デコスタイルの傑作とも言われ、エンパイア・ステート・ビルが完成するまでの数ヶ月間、世界一高いビルとして君臨しました。

尖塔部分は、ガイドブックによっては「車のラジエター・グリルをイメージした」という説明がありましたが真相は定かではありません。建設中は偽の屋根(?)をつけて内密に造られたそうで、さぞかしこの姿を見た人は驚いたことでしょうね。ちなみに、当時は最上階にクライスラー社トップのウォルター・クライスラー氏の専用アパートがあたそうです。今もあるのかなぁ…。


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13145867.jpgこちらはニューヨーク市立図書館です。ボザール様式の建築物で、1911年の開館当時、アメリカ最大の大理石建築といわれたそうです。公共の図書館とは思えないほどの豪華さ、圧巻でした。

歩きつかれたら図書館後ろのブライアント・パークへどうぞ。42nd st.をはさんだ向かい側には、jamba juiceがあり、絞りたてのジュースをテイクアウトできます。体調を見ながらプロテインやミネラルなどのサプリメントを混ぜてもらうこともできるので、旅行中にはもってこいです。ちなみに私はMango-A-Go-Goがお気に入りです♪


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_15142750.jpgマンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_15141530.jpg

最後はエンパイア・ステート・ビルの展望台に上ってきました。大不況の真っ只中、$4100万をかけ、わずか410日で建てられたこのビルは、1931年のオープン以降、1977年にワールド・トレード・センター・ビルが完成するまで世界一の高さを誇っていました。展望台の入場料が高いのには驚きましたが、マンハッタンを見下ろす360度の大パノラマは一度は見てみるべきかもしれませんね。深夜まで営業しているので、機会があれば夕暮れ時から夜景を楽しめる時間に行ってみようと思います。なお、ビルの上部は、クリスマスは赤と緑、6月のゲイ・パレードの週はピンクなど、季節にちなんだ色にライトアップされるそうです。ちなみに上の写真は、左がミッドタウン方向、右がダウンタウン方向の眺めです。右の写真、真ん中右にものものすごく小さく自由の女神が入ってます。


マンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_131542100.jpgマンハッタン散策(ミッドタウン編)_c0061496_13163031.jpgついでなので、まったく季節外れな写真を2枚アップしてみました。

左はロックフェラーのクリスマスツリー、右はカルティエのクリスマスデコレーションです。

イルミネーションはきれいだったけど、暖かいNYの方が良いですね。
by ny-cafe | 2005-05-12 13:29 | Let's go Manhattan