4月に入ったというのに、PAはまた昨日今日と寒い日が続いています。今日は特に風が強くて、気温は昼ごろから2度のままです。2度ですよ、2度!ほんの少しですが雪も舞い、なんだか冬に逆戻りしたような寒い1日でした。買ったばかりのパンジーも寒さで元気がなくなり、慌てて家の中に入れました(涙)。週末は良いお天気だと良いのですが…。
さてさて、先週マンハッタンに行ったついでに、
ウクライナ美術館でピサンキを見てきました。ロングアイランダーさんのブログ
のんびりライフinNYで随分前に紹介されていましたが、去年も一昨年も見に行くことができず、ようやく今年、見に行くことができました♪小さな美術館なので、特別展といっても簡単な説明とピサンキが並んでいるだけでしたが、繊細な卵に小さく感動してきました。
ピサンキとは、ろうけつ染めの技法と精緻な模様が特徴のウクライナの伝統的なイースターエッグで、ウクライナ語ではピサンカ(Pysanka =単数)、ピサンキ(Pysanky =複数)と呼ばれているそうです。模様や色には様々な意味があり、三角形は「キリスト教の三位一体」、太陽と星は「生命、成長、冨」、バラは「愛」、ポピーはウクライナでは良くつかわれるモチーフで「喜び、美しさ」を表すそうです。また白は「清浄、誕生」を、赤は「幸福、希望、情熱、太陽」を、青は「空、健康」などを表しているそうです。詳細は
learn pysanky.comでどうぞ。
ちなみにウクライナ美術館では、ピサンキ作りのワークショップを行ってるようです。私が訪れた翌日にイベントがあったそうで、「明日もいらっしゃい」と言われました。ピサンキ作り、いつか機会があったら挑戦してみたいです。ピサンキのデザインに興味がある方は、
こちらのサイトにデザイン例があるのでチェックしてみてください。なお、美術館内のショップには、ピサンキがたくさん売られていました。卵で作ったものは、ひとつ$30ほどとだったでしょうか。木製のピサンキも$5くらいからありましたが、こちらは若干質感や色がか違うのかも…。
左はピサンキとは全く関係ありませんが、ある種のこちらも芸術作品かも。Dumboエリアにある
Jacques Torres Chocolate で並んでいた、イースター用のかわいいチョコレートですが、お値段がかわいくないのがにくらしい(笑)。
なお、この日はFree Nightを利用して、夕方からMoMAで美術鑑賞しました。PAに戻るため8時のバスに乗りましたが、どうやら私たちが乗ったバスがポートオーソリティを出る少し前に、リンカーントンネルが事故のため閉鎖になった模様です。バスが動き出して間もなく私は眠ってしまいましたが、40分ほどして起きたあと、窓から高いビルが見えたのにはびっくり。一瞬何が起こったのかわかりませんでした。結局バスが動き始めたのは10時頃。トンネルを抜けるのにさらに1時間かかり、家の近く着いたのは予定より3時間半も遅い12:30。楽しかったものの、長い長い1日でした。
追記:イースターについては、随分前の日記で書いたので、よかったら
こちらをのぞいてみてください。3度目のイースターになりますが、相変わらず私にとってはちんぷんかんぷんなのが悲しいところです。ちなみに今年のイースターは8日(日)、明日はGood Fridayです。
さらに追記:日曜日はマンハッタンで毎年恒例の
Easter Paradeが行われます。パレードと言っても歩行者天国を好き勝手歩くだけというなんとも自由なイベントです。
2006年、
2005年の様子は日記でアップしたので、興味のある方は過去の日記をのぞいてみてください。