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ラムレーズン
飽き性なので何か始めてもあまり長く続かない私ですが、大学時代に4年間続いたことがひとつだけあります。ハーゲンダッツでのアルバイト。ワンピースタイプの白とえんじの制服が可愛いかったのと、店長以下バイト仲間も気の合う人が多くて、卒業する直前までずっとアルバイトしてしまいました。この4年間のアルバイト、知らず知らずのうちにちょうど良い筋トレにもなっていたようで(重いキャンを運んだり、固いアイスクリームを詰めたりと意外と力仕事が多い)、特にアイスクリームを丸める右手は、社会人になってからもしばらく立派な力こぶができたほど!まっ、今では影も形もありませんけど~。

そんなこんなで、アイスクリームは今でも断然ハーゲンダッツ派。アメリカではハーゲンダッツのパイントサイズが日本の半額くらいで売られているので、気が付くとついつい買ってしまいます。それで夜更かしして小腹がすいた深夜に冷凍庫に向かうのですが、数日前に買ったばかりのアイスクリームが残りわずかになっていることがしばしば。時には一口も食べてないのに、空の容器がゴミ箱に捨てられていたりするので驚きます。我が家にはもうひとり、アイスクリーム好きがいるんですよね~(正確には甘いもの全般)。

でも最近、そんな夫が手を出さないアイスクリームの存在を発見してしまいました。どうやら夫、ラムレーズンはあまりお好きでないらしい。そのあと買ってきたキャラメルやバニラには夜な夜な手を出していましたが、ラムレーズンだけはきれいに残ってます。というわけで、目下争奪戦を免れたラムレーズンをちびりちびりと味わい中♪夫のアイスクリームとは別に、これから常にラムレーズンを買ってしまいそうな私です。


ちなみにハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)という名前、ウムラートなんてついていますが、れっきとしたNY生まれのアイスクリームです。Haagenはおいしいミルクを連想するコペンハーゲンからとり、それに語呂が良いのでDazsをつけたらしいです。一応Dazsにはドイツ語で「やぁ!」などの軽い意味があるようですが、ネーミング自体にはあまり意味はない…、と遠い昔に教えてもらった記憶があります。ただしこのヨーロッパを連想するというのが戦略として大当たりしたそうで、1961年にNYで売り出されてから瞬く間に高級アイスクリームとして有名になり、当時ハリウッドのセレブたちも買いに来るほどの人気となったそうです。

ちなみにWikipediaによれば、「Shall we Häagen-Dazs?」という男女の絡み合うCM、最初に放送されたのは日本だそう。このCMにより、オトナのアイスクリームというイメージが定着。日本での評判を受け、世界各国で同様のCMがオンエアされるようになったそうです。まっ、我が家の食卓にのると、相変わらず子どものおやつ度100%ですが…。
by ny-cafe | 2008-02-25 08:47 | 日々の出来事(in USA)